2021年12月9日(木)
弘前大学よりご依頼をいただき、大石の里の大井施設長が対面とオンライン配信で約30名の弘前大学の学生に講義を行いました。
講義は『障害とともに生きる人が地域社会で働き、暮らすということ』をテーマに、「精神障害者」を対象として取り上げました。彼らが地域社会で暮らす中で、その障害特性や環境等から「生活のしづらさ」を生じますが、障害者自らの頑張りだけでは現状を変えていくのは困難です。社会全体がその苦しみや悩みに対し「想像」を働かせ「共感」できる社会であって欲しい、という内容で講演しました。
学生の前で話すのは、話は届いているのか、反応はどうかなどの不安と緊張がありましたが、学生の皆さんはとても真剣に話を聴いてくださいました。
講義を終えた後には、弘前大学の担当者の方からは「実践に基づく意義深い話で、多くの学びを得る機会となった」とお言葉をいただきました。
今回、障害(精神障害)のある方の地域での暮らしや課題等を伝える貴重な機会をいただき有難うございました。
少しでも障害者への理解が深まり、障害のある方とない方がお互いに「共感」できる地域社会になることを目指し今後も支援してまいりますので、宜しくお願い致します。